新米パパが「逃げ恥SP」を見て感じた事

子育て

こんにちは、りょくです!

りょく
りょく

生後2ヶ月半の息子の父親です。

 

お正月に「逃げ恥SP(逃げるは恥だが役に立つ ガンバレ人類! 新春スペシャル!!)」を見ました。

※注意:この記事はネタバレを含みます。

 

まー色々な意味で凄かったです。

2ヶ月半の息子がいる身としては、最近の自分の心境とシンクロしすぎて共感しまくりでした。

様々な社会問題にも切り込んでいて、それでいて見ていて嫌じゃない。

なんだか、今の日本の育児の問題点の教科書みたいなSPでした。

 

その中で印象に残った場面がいくつかあったので、

この記事ではその事について書いていこうと思います。

 

結論から言うと、

妊娠から出産、育児に至るまで、

もちろん女性側が大変なのは当たり前ですが、

男性側も大変だという話しです。

 

ただ、「じゃあどちらが大変なのか」という議論ではなく、

お互いの大変なところ、辛いところを共有してやっていきたいという趣旨の話になります。

 

この記事を読んでほしい人

  • つわりの時期に男性がどう思っているのか知りたい人

 

私の主観で書いていくので、全ての男性、家庭に当てはまるわけではありませんのでご了承下さい。

ではまずドラマのシーンからいきたいと思います。

ドラマSPでの出来事①

まずドラマSPの中での会話を一部抜粋していきます。

旦那さんは平匡(ひらまさ)さん、奥さんはみくりさんです。

 

時期はつわり真っ最中の時期です。

 

仕事が忙しい中、帰ってきた平匡さんにみくりさんが、

「この内祝い可愛くないですか!?」

と携帯の画面を見せて元気に話しかけます。

そんなみくりさんに平匡さんがテーブルに置いてあるカップラーメンを見て、

平匡「食べられるくらい元気があるなら少しくらい片付けてくれてもいいじゃないですか」
みくり「ずっと体調悪くて出来る事しようと思って、寝ながらでも内祝いの検索はできるから、可愛いの色々見てちょっと元気出て、食べたくないけど頑張って食べようと思って」
平匡「僕はただ、できそうに見えたから」
みくり「ずっと暗い顔してたら平匡さんに悪いと思って、帰ってきた時くらい笑顔で迎えようと思ったのになんでそんな嫌味言われなきゃなんないの」
平匡「だからって泣かなくてもいいじゃないですか」
みくり「泣きたくて泣いてるんじゃないんです、ホルモンバランスが崩れて、、、もうやだ辛い」
平匡「泣きたいのはこっちですよ」

ホルモンバランスの崩れ

いかがでしょうか。

私はあるあるだなーと思いました。

 

先程の抜粋だけでは伝わらないと思いますが、

  • 平匡さん  → この会話に至るまで家事や仕事でいっぱいいっぱいになっていた
  • みくりさん → つわりがひどく家事も何もできない状態だった

ポイントとして、お互いやれる事はやっていたし、それぞれが頑張っていたという事。

 

先ほどの会話だけ見ると、「平匡さん最低」と思う人もいるかもしれません。

ですが、平匡さんは仕事が忙しい中でも家事もこなし、みくりさんの事もとても大事にしていました。

でも恐らく少しづつ、少しづつ、キャパオーバーになっていっていたんだと思います。

 

そんな中、元気にしてる姿と汚い部屋を見た時、

「できるならやってくれてもいいんじゃないか」

と思うのはある意味自然な事かもしれません。

 

別に責めたかったわけじゃないんですよね。

普段だったら飲みこめる事も、積もり積もると出てしまう事がある。

言わなくてもいい事も言ってしまう。

 

でもみくりさんの「ずっと暗い顔してたら平匡さんに悪いと思って、帰ってきた時くらい笑顔で迎えようと思った」というこの言葉。

女性には女性側の考えがあるという事。

ホルモンバランスが崩れるなんて、男には一生分からないですもんね。学校の授業で教えておいてほしいくらいです。

 

吐きづわり、食べづわり、眠気、物覚えの低下、集中力の低下等々。

つわりの症状は個人個人によっても違うし、毎日症状が出るわけでもない。

 

女性は未知の体験をするわけですから、当然大変だと思います。

でも男性はどうでしょうか。

 

「男は楽でいいよね」

こんな言葉もよく聞きます。

 

妊娠して命がお腹に宿って、胎動や身体の変化で自然とどんどん「母」になる女性に対して、

なかなか父親になる実感が湧かず、「父」になりきる事ができない男性

そしてつわりで辛そうにしてる奥さんを、ただ見守る事しかできない気持ちは男性にしか分からないものです。

 

代われるものなら代わってあげたい、でもそれはできない。

もちろん家事をやったり、つわりが楽になるような事をしたり、やれる事はあるんですが、

それでも肝心な部分、ただ見守る事しかできない辛さというものも確かにあるんです。

 

女性のホルモンバランスが崩れてる時は理不尽に機嫌が悪くなったり、八つ当たりする事もあるでしょう。

 

大袈裟に言えば、

家事も仕事もこなし、少しでも奥さんが楽になるように色々なところに気遣って、

それでも時には愛する人に理不尽に責められる日々。

それを男性は受け止めるしかないという事。

 

勘違いしてほしくありませんが、もちろん女性側もそうしてしまう事に悪気はないわけですから、誰も悪いわけじゃないんですよね。

 

つわりの時期はそうなってしまう事が当たり前だという事実。

これをお互いがちゃんと理解できているかどうかが大切なんじゃないでしょうか。

 

どうしてもお互いのストレスが溜まってぶつかってしまう事があっても、

その後落ち着いた後に、ちゃんと「ごめん」と言えるかどうか。

 

お互いが悪気がないと分かっていれば、きっと仲直りできるはずです。

そこでお互いがストレスに感じていた部分を話し合えれば、同じような事が起こる確率はグっと少なくなるはずです。

 

ドラマSPでの出来事②

先ほどのやり取りがあって、2人の間にしこりのようなものができていきます。

仲が悪くなったわけではないけど、本当に言いたい事が言えてないような関係。

 

そんな中、みくりさんが伯母とこんな会話をします。

 

みくり「心理学的には共感って2つの側面があって、相手の感情を理解するって認知の面と、自分も同じように感じるっていう感情面があるんだよね」
伯母「職場でもそうよ、部下の話しを理解して共感してあげることも大事。でもそれって男の子には難しいの。女同士ってわりとすぐ愚痴ったりするけど、男はね、一人で溜め込んでパンクする子も多い。男らしくあらねば、それもまた呪いかもね」

 

その後、みくりさんが一人でこんな事を考えます。

【考えてみれば、私は色んなところで話しを聞いてもらっていた。不安を共有し、理解してもらい、安心を得ていた。平匡さんにそういう機会はあったのだろうか。母親になる私の不安と、父親になる平匡さんの不安。不安の共有と理解、安心】

男の呪い「男らしさ」とは

今回のSPでこの部分がとても印象に残りました。

確かに男って、自分が辛いって言う人あんまりいないよなと。

 

最近はイクメンという言葉があるように、昔よりも育児に対して前向きな人が増えてきてるとは思います。

 

「つわりの時期は女性の方が大変、辛い」

「男はそれを支えるのが役目」

「それが今の時代の男らしさ」

こんな風に考えてる人もいるかもしれません。

 

でも、一人で全部はできないんですよね。

仕事や家事を完璧にこなし、奥さんも支えて。

 

どこかで心を休めるところがないと、パンクするのも無理ないんです。

 

この先どんどん男性が育児をするのが当たり前な世の中になっていくと思います。

恐らく真面目な人ほど、この男の呪いにかかりやすいんじゃないでしょうか。

 

「自分がしっかりしなきゃ」

 

こう考えれば考えるほど無理をしていくわけですから、

そんな人が増えれば増えるほど、男性側の産後うつが今後増えていくかもしれません。

ドラマSPでの出来事③

みくりさんは考えた末にある行動にでます。

 

職場で仕事の事と家の事、みくりさんとの事で頭がいっぱいいっぱいになっている平匡さんが家に帰ると見知らぬ家政婦さんが。

中に入ると部屋が綺麗になっていました。

 

驚く平匡さんにみくりさんが言います。

「つわりがやっとおさまってきたので、思い切って家政婦さんに頼んで一緒に掃除しました。この先考えると贅沢できないけど、産んでからもまたどうしようもなくなることもあると思うんです。そんな時は周りの手も借りてやっていきませんか」

 

それを聞いて涙する平匡さん。

みくりさんが平匡さんを抱きしめてこう言います。

 

みくり「辛かったですね」
平匡「辛かったのかな・・・」
みくり「辛いに決まってます。家事を一人で引き受け、仕事にも追われて」
平匡「でも女性の方が辛いんだし」
みくり「私は辛いって沢山言ってます、平匡さんも辛い時は辛いって言って下さい。男だって女だって辛い時は辛いですよね」
平匡「・・・辛い、辛かった」

 

辛いのは男も女も一緒

恥ずかしながら先程のシーンを見た時、妻が隣にいるのにボロボロ涙が出てきたんです。

 

その時に思いました。

「あぁ・・・、自分も本当は辛かったんだな」と。

 

うちの場合は妻が産休前に離職(パワハラが理由)したので、収入源が私だけです。

それに加えて妻は、途中大丈夫な時もありましたが、出産直前までつわりが続いていました。

 

そんな中で自分が家族を守っていかなきゃいけないという気持ち。

家事や仕事、副業も始めて、妻のケアなども。

 

今思えば笑い話ですが、あの時期はとにかく一生懸命だったと思います。

 

別に自分が大変だったかどうかはどうでも良くて、

「男も女も辛い時は辛い」

この言葉がとても心に刺さりました。

 

たぶん男性が誰かに「辛かったね」って言ってもらえる事って、ほとんどないと思います。

でもだからと言って、別に言ってほしいわけじゃないんです。

 

でもドラマを見ていて自分とシンクロした時に、自分にも言ってもらったような気がして涙が出てしまったのかもしれません。

つわりの辛さは育児本番への予行練習

そもそもなぜつわりというものがあるのか。

もしかしたら育児本番への予行練習、という考え方もできるのではないでしょうか。

 

つわりの時期。

女性は理不尽な辛さを経験し、

男性もまた、理不尽に自分以外の事に左右される日々を経験しますよね。

 

それって今考えてみると、

育児そのものなんですよね。

 

何をするにも赤ちゃん最優先で行動しなければいけない。

もちろん家事も仕事もこなしながら、産後の奥さんのケアもしつつ育児をする。

自分のタイミングで寝る事も、ご飯を食べる事も、お風呂に入る事もできない。

 

つまり、つわりの時期を乗り越えた先にあるのが育児本番。

つわりの時期は最初の試練、という事ですね。

 

育児本番も一人で全部やるのは無理があって、

夫婦で協力して分担してやっていかないと無理なんですよね。

 

だからこそ、つわりの時期からお互いに出来る事、出来ない事をちゃんと伝える事。

ストレスや不安に感じているところの共有とお互いに理解をしていく練習が必要だと思いました。

まとめ

この記事で言いたかった事。

 

妊娠~出産~育児、全てに共通する事。

  • 男も女も辛い時は辛い
  • 女性は男性の、男性は女性の本当の辛さは分からない
  • だからこそお互いの辛さを共有、理解する事は大事

 

最初にも書きましたが、

男と女、どちらが大変かという議論は楽しくないですよね。

 

お互いにやれる事は違うわけでそれぞれに大変な部分がある。

それをお互いに一生懸命にやるだけです。

 

どちらかだけが大変だという事は、

それはもう片方がどこかで楽をしているのかもしれません。

 

一緒に協力してやる事で夫婦の絆は深まってより良い家族になっていくと思います。

 

みくりさんのお母さんが言ってました。

「子育てにゴールは見えないんだから、過程を楽しんだらどうかしら」

と。

 

お互い違う人間同士、分かり合えない事があって当然です。

だからこそお互いの大変さを共有し、理解する。

それが子育ての過程であり、家族の成長であり、楽しむべきものなのかもしれません。

 

私は今育児をしていてとても大変ですが、とても幸せです。

これからも子育ての過程を楽しんでいきたいと思います。

 

最後まで読んで頂きありがとうございました。

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